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社会人野球印象記(1)
- 2012/06/17(日) 17:15:28
社会人野球印象記(2)
ー内野手の動きから得たものー
社会人野球のチームでも、特に内野手の動きがよかったのはトヨタ自動車でした。
動きに、動と静つまり緩急があります。
このブログでもいろいろ書いてきました。
捕球の形もそうですが、ゴロの打球への入り方です。
例えば、正面のボールでも必ず右から入るということや、
ダッシュの後は、少し動きを緩めて、足を細かく動かしてタイミングとるなどです。
これは数年前ですが、伊集院さんがゴロ捕球のコツを中日に井端選手に聞いたところ、“右足であわせるとよい“と言っていたことも書いた覚えがありますが、その答えを、トヨタのノックでついに見つけました。
それは、ダッシュすれば、どかで勢いを止めるわけですが、前へ出て足を止めてボールを待つときに、必ず右足が前へ出た状態で止まります。右足に体重が乗った状態ですが、そこからボールにより、左足を横や前へ出してボールとの距離をとっています。
トヨタの内野手のショート・セカンドの選手はそれを全員やります。
右足を前へ出し半身になるだけでも、ボールを横から見るということが出来そうですが、これにより体の左側、左前方に余裕が出来る効果が大きい気がします。ボールを捕るタイミングを計る時に左足が前ではグラブ側と重なるので邪魔になります。
つまりグラブを自由に扱える空間も広くなります。そのまま左足を前へ運べば、左足の踵から入る基本へ。この場合軸足に体重が乗ってから左足から入るので、体重移動がスムーズにいき、ワンステップでスムーズに投げれます。逆に言えば素早い送球の基本とも言えます。
もっと前へグラブを出してショートバウンドでもさばけます。
いろんな足の運びもバリエーションがあることがわかります。
いい動画がないかと探してみましたが、トヨタ自動車の内野手の紹介として適当かわかりませんが、これを紹介します。
さすがみんな上手いですが、オリックスのショート2番動きはどうでしょう。 http://www.i7r.net/video/Veb4qSDrR8o/201024__.html
少しダッシュをして右足を前に出してクッションをつけて止まることを続けてみて下さい。
まずはそれが基本、あとの足の運びはバリエーションと心得よう。
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