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つらかったから悔しいんだ!
- 2007/09/28(金) 18:24:34
少し前に「迷監督BANZAI」さんのブログで、「あぶさん」の作家水島薪司氏が、自身の思い出をもとに甲子園を語った。
というものが紹介されていましたが、その中での氏のお話で気に入った言葉がありましたので、この件について少し書いてみます。
全文はこのブログで見て下さい。
http://baseball-yakyuu.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/09/post_f623.html
(前略)(中略) ※当方の都合で太字にしています。
高校野球は少年たちが本来持つひたむきさ、「白球に向かって」という精神がある。それは捨てきれない永遠の魅力。それがずっと続くなら、高校野球に望むものは何もないですよ。確かに最近は野球留学をする子が増えて、「隣のシンちゃんが甲子園でホームランを打った」なんて光景が薄れてきているけど、出身校や地元であればやっぱり応援したくなるのが高校野球。文武両道を強調する学校は多いですが、選手は自分のレベルで頑張ればいいんです。クラスのどん尻でもいいじゃないですか。「つらかったけど、3年間やり遂げたんだ!」という達成感が卒業後、人生の支えになるんです。

私の野球人生は、試合に負けてくやしいというのはありませんでした。
練習はつらかったけど、勝ちたくてやり遂げたというものではありませんでした。先輩に言われた練習をやっていただけでした。
いわゆる燃えない子で、これは性格だったかもしれません。
それでも、大学受験や遊びでしたがテニスの試合では悔しい思いをしました。
自分では一生懸命やったという気持ちがあったからです。
ここで「つらかったけど・・・」「あれだけ頑張ったから・・」というが経験できたことは今の自分に役立ってきました。(と思います)
ひょっとして一番役立つのはこれからの1年間かもしれませんが、これだけはまだ答えが出ていません。
でもつらいということは、子供じゃないので私には絶対ないでしょうが。

毎年、いくつかの大会の前に、新聞にチームが紹介されます。大体はチームの監督が書かれると思いますが、大体は、「チームワークで頑張る」「守りからリズムを作っていく」とかですが、いつも優勝するチームでは、こんなようなことが書かれてありました。
「厳しい勝つための練習をしてきたので、負けるわけにはいかない」
私はそこまで言い切るつもりはありませんが、子供達も小学校ですが、「あれだけ頑張った」という思いを体験できるのはよいことだなと思います。
自分で言って話しを折るようですが、あまり小さい頃から頑張ると燃え尽き病となる場合もありますがね。

僭越ではありますが、私は自分のチームの子供達に、「頑張ったという充実感」と「悔しい思い」、「一緒に野球をやったという楽しい思い出」を作ってあげる為に、これからの1年間は自分自身が頑張ってみようかなと思います。親も子供も思いっきり悔しい思いをする為に

ー水島薪司氏から考えたことー
(つづく)
みなさまもよい週末を

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ヨッシーさん、こんばんは!太字の部分を読んでうるっとしてしまいました。なんだか最近モヤモヤしていたので...
親も子も思いっきり悔しい思いをする為にがんばります!!そして思いっきり楽しみます!!
お久しぶりです。
水島ヒント,ありがとうございます。
また楽しみにしています。
野球に対するヨッシーさんの情熱に感服しております。
宮城の野球も佳境に入ってきました。
仙台育英も調整遅れで予選敗退。
春の夢は絶たれてしまいました。
岐阜はいかがですか?