スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

独善を排した技術論を

  • 2011/03/28(月) 22:24:02

チェンジアップ
ー人を教えるときに注意することー

独善排した技術論を(一部略あり)
--------------------------------
付き合いのあるノンプロ仲間と話しているとき、彼らは「豊田さんからはよく怒られました」という話があった。
そういえば、彼らの現役時代に「バットが波を打っている。それでは打てっこない」といい、青竹を切りだしてきて 振ってみては、と助言したことがあった。
青竹は重いから腕力だけでは振れない。下半身で回していかないと、振りぬけず、途中で地面を掃く。
青竹をちゃんと振れればバットも波を打たなくなる。そのためにはまず腰が安定し、さらにその土台となる足がしっかり
地面をつかんでいる必要がある。
そんな練習法を、彼らもすっかりものにして、高校や少年野球の指導に生かしているとのこと。
私の考えが受け継がれていると思うと感慨深かったが、同時に教えることの恐ろしさも感じた。
 人に何かを教えるときに注意しなければならないのは、それが自分だけにあてはまる特殊なスタイルではないか、 とまず疑ってみることだろう。
語り伝えるべき技術論は個人の一家言ではまずいのであって、誰にでも応用可能でなくてはいけない。
 私の考え方にお墨付きをくれたのはメジャーの打撃の神様、テッド・ウィリアムズの打撃論だった。雑誌でみた三冠王の理論は表現こそ違っていたけれど、足で地面をつかみ、下半身にパワーをためこむイメージを強調していた。
 それを私も首位打を取ってはいたが、なぜ打てるのか、打てないときにはどこが駄目なのか、ということになると 、実にあやふやだ。
 ウィリアム理論によってやっと「ああ、おれは間違っていなかった」と確信し、これならば人に教えてもいいと 思ったものだ。
 どこの世界にも「教え魔」というのがいる。夜の盛り場では上司という無数のコーチが現れ、あれやこれの人を指導するわけだが、責任をもって何かを教えようとする時は、独りよがりの技術でないことを確かめておきた。
(豊田泰光)

スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。