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「適者生存」

  • 2010/10/28(木) 22:27:01

「適者生存」

「こいつ使えるのかよ」
1年先輩の捕手武石が、彼の球を受けた最初の印象だという。
まっすぐは速いが、制球はめちゃくちゃ、スライダーも曲がりはいいが途中でワンバウンド、カーブは投げられずに、フォークはすっぽ抜け、とにかく力まかせという。

どうみても、バラエティーに富む投手陣の中では3番手に入れるかどうか。
群馬・正品中学時代は群馬大会優勝、関東大会ベスト8の実績ながら、先輩達にはうわさにもならなかったという。
体も小柄で174センチ、64キロと小柄で私生活でも目立つことはなかった。

制球難で、心臓の弱さもあり打者に当たる危険性のある内角球なども投げられない。
それに打たれだしたらテンポも一定で投げやりになるようだった。

そんなかれが早稲田実業でエースになっていく。

緩急をつけたカーブ、右打者への内角、左打者へのシンカー、三振を取るためのフォークをみがく。
ブルペンでは内角に投げる練習、ベースよりいっぱいに打者を立たせてぶつけてもいいぐりらいで投げ込んだ。


斎藤佑樹投手、今日のドラフトで日ハムにドラフト1位で指名されたわけですが、日ハムはポジションは別として、この選手が一番という選手を指名していくと聞いている。

そりゃ、人気がほしいかったという声も聞こえてきそうだが、ピークは過ぎたという見方がある中で、スカウトは
プロで十分通用すると見たわけであるので、その眼力に興味がわく。



ちなみに私は千葉ロッテのファンであるので、略奪された?ほうでもある。

プロ野球だけでなく、高校野球でも、中学であっても、誰がみても素晴らしい選手だけがレギュラーなり、一流として活躍できるわけではにない。

「適者生存」メジャーへ挑戦して成功した元オリックスの長谷川滋利選手の著書の表題でもある。
誰もが彼がメジャーで成功するわけがないと思った。

彼自身も「僕はいつでも“そこそこ”という言葉がつく」という。大学に行った時も、プロへ行った時もそうで、
「そこそこはやるであろう」
確かにすごい選手ではないが、新しいレベルに上がったら、その環境にアジャストメントしていけばいい。

アジャストメント。それは環境や状況に応じて適応していくことを指す。

言葉では簡単であるが、それが出来るだけの知性と、たゆまぬ努力、そして成功するという確固たる意志が必要であると言う。

野球だけでなく、いろんなアスリートをみても、飛び抜けたものではなく、実はアジャストメントする能力に長けて選手の方が多いかもしれない。

「適者生存」。(素人が僭越ですが)斎藤佑樹投手が意外とプロとして大成するかもしれないと思うのは、この能力が発揮されるのではないかと考えるからである。勿論日ハムのスカウトの視点も同じなのではないだろうか。
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