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気持ちが体を動かす
- 2010/10/13(水) 23:20:07
'10一歩一歩
ー野球上達論(3)ー
ー練習とはコツを掴むものなんだー
そんなことを紹介した数日後にこんな記事がありました。
「4連投で化けた2年生投手鍵谷」
あの興南の島袋投手の進学先の中央大学、高橋監督の話です。
大学の監督の大きな楽しみのひとつが選手の成長を間近で見られることです。
それも時々、びっくりするぐらい化ける選手がいる。
(中略)
鍵谷投手も北海高校から入学して2年目、高校時代は甲子園にも出場して投手としてはいいものを持っていた。
どれといった技術面で問題があったわけではないがもう一つ伸び悩んでいた。
その彼が4連投でストレートも150Kmを超え、投げるたびに調子を上げていった。
実はリーグが始まる前にこんな話をした。
「もっと気持ちを前に出せ。淡々と投げていてはダメだ。守っている野手がこいつのためにやってやろうと思わせることが必要。そのためにもっと気持ちを出せ」
気持ちを表に出すことは他にも効果がる。
一球一球に全身全霊をこめるのだから、体の必要なところに力が入る。言葉を換えて言えば「体のどこにどんな力が必要かがわかる」。

例えば、普通に淡々と投げているのと、気持ちを前面に出して投げるるのでは腹筋の動きが違う。そこから腹筋を鍛えることの大事さが分かる。当然日頃のトレーニングも違ってくる。
このアドバイスで急によくなったわけではないだろうが、彼にも「何かを変えなければ」という気持ちがあったのだろう。
そんな時に4連投、しかもすべてが接戦のリリーフでいやでも前のめりで投げざるを得ない。
そんな中で何か投球のヒントをつかんだのであろう。
大げさに言えば、きっかけをつかめば若者は1日で変わることが出来るのである。
2010 10月11日 高橋善正(中大監督)
これは野手の側からみると、こんな投手がいるところで守ってみたいものである。
気持ちが前に出る投手は、野手をも成長させるかもしれない。
こんな記事の紹介から
今日の言葉:気持ちを出せることは大事な技術なんだ!
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