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「天然力」

  • 2009/10/30(金) 11:26:04

プロのスカウトはどこを見る その4
ーアマ選手が「天然か」「養殖」かを見極めるのも需要な仕事ー


今年のドラフトは、凶作であったと言われます。その理由は「菊地選手」以外競合が一つもなかったということらしい。それでも私は、この世代は甲子園をテレビでしっかりみたせいか、知った名前が多く楽しみです。広島の高校生中心の育成の方針は応援したくなります。今村、堂林、庄司の3人、特に常葉橘の庄司隼人選手は好きなフォームなので頑張ってほしいです。



 さて、ドラフトがある度に、よく聞く言葉は“この選手は荒削りだが「伸びしろ」がある”というものです。

アトランタブレーブスの国際スカウトの大屋博行さんが、こんなことを言っています。 

近年、魚介類でも天然物が減っているように選手においてもタイやフグみたいな養殖された選手が多い。荒波にもまれ、外敵からの脅威にさらされて育った天然物の選手は磨けば光る原石です。

その逆に、少年野球でコーチからメニューを与えられ、指導されてきた養殖選手は体が出来上がり、しっかりした技術も兼ねそえている反面、すでにピークに達していて、肉体的にも精神的にもろい選手が少なくありません。

監督、コーチに手取り足取り教わってきているだけに壁にぶち当たると挫折してしまう。
プロ入り後に挫折したり、送球イップスに陥るのも多くの場合温室育ちが多いと。

甲子園の常連校でありながらプロへ進む選手が極端に少ないチームもありますが、これはすでに出来上がった養殖選手ばかりで編成しているからでしょう。
高校野球ではトップレベルでも、大学や社会人、プロととレベルが上がるにつれて通用しなくなる選手が少なくないということです。

プロのスカウトは眼力はこの「天然物」と「養殖物」の見極めです。
特に将来性を見込んで契約する高校生は、伸びしろを残していない選手は致命的だからです。

これは日本でもアメリカでも同じですが、今の日本は豊かになり過ぎて昔のように、「プロになって大金を稼ぎたい」というハングリー精神をもって野球に取り込む子が減ってきました。

また、練習メニューをアレコレ工夫して練習に取り組むのではなく指導者からメニューを与えられて
やる選手が大半を占めるのは、(今の事情からは)しかたありませんが、温室育ちの選手が増えるのは想像に難しくはありません。
 
 
 
私も少し考えさせられて、最近はピッチングやバッティングにしても、1つの形を完成させるべく、そればかりにこだわって指導することは、よくないと戒めています。 

 「養殖区域」から「天然区域」へ放流してやり、いろいろ試行錯誤をさせて考える野球力をつけていかなければ・・・・。
その結果(いろいろ試した末)、これが一番自分に合っていると、 「元に戻る」としても、回り道した過程が非常に価値があると。

さて、今日の朝も
 「おかあさん早くごはん!」とテーブルに座っている息子を見ると、少なくとも「餌」(食事)は自分から捕獲(探す)わけではなく養殖そのままである。かおまる

 結局、我が家の貧困度は天然を育てるには十分であるが、“ごはん”と言えば、テーブルに食と箸が並び、野球道具は買ってもらえ、ほしいゲームはお年玉や小遣いで買える環境では、ハングリー精神が育つ環境とはいいがたい です

 それでもこれからは「養殖物」でなく「天然物」になれるように、甘えさせることなく、突き放しながら、「天然力」をつけさせようと思います。 たい さんまさんま 
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