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ついに打撃改造に取組んだ
- 2009/09/24(木) 17:48:32
ついに打撃改造に取組んだ
ー後ろを小さく前を大きくコンパクトに振れの勘違いー
チームを冷静に見てみると、現在は「体の大きい子」「普通の子」「小さい子」のバッティングはその体型に比例して打てているような気がします。(勿論多少の例外な子もいます)
これはまだまだ、この段階では技術よりパワーがものをいうということでしょうか。
(最も、いつにおいてもパワーは重要な要素ですね)
体の大きい子は少々の難点があっても力でもっていくことができますが、小さい子はいい当たり
でも内野のライナー、押されれば内野フライ、体がつっこんだりすればボテボテのゴロというところが関の山でしょうか。
私も子供のバットを振ってみると、軟式とは比較すべくもなく重くて(一番軽い物を買ったつもりですが)約800gです。
これを40キロあるかないかの体重の子供が振るには無理があるのも当然です。
バットを振るのではなく、振られているみたいです。
それでもそんなことを言っている訳にはいきません。
息子も真剣ですので、何かアドバイスをしてやることにしました。
ほとんど息子のバッティングは見ないのですが、このシルバーウィークの前夜から毎日20分ぐらい「素振り」、「トスバッティング」を見てやりました。
なかなか私の意見をきかない?(聞いたふりをいる)息子も、今のままではダメだと思ったのか意外と素直に耳を傾けてくれます。
まずはコーチから、よく指示があるこの言葉、「後ろを小さく前を大きくコンパクトに振れ」 その言葉自体は全くその通りなのですが、そのまま理解するとバッティングの本質を見失ってしまいます。
今回はこれを噛み砕いて子供にアドバイスというか何度も手振り身振りで言っています。(子供が言うには何回も同じことを繰り返すなと言いますが・・)
父子の会話を書けばこんな具合です。
父:後ろを小さくの意味は「トップをきっちりと作ること」
そんな、肩にちょんと乗せた緩んだトップではバットを振るのに力がいるじゃないか?
息子:でも後ろを小さくじゃないの?
父:それは言葉のあや。要するに
構えた所から更に後ろに引く(ヒッチする)から大振りに見えちゃうだよ。
だから、大きく構えても遠回りしないで振れれば振り遅れないで、ちゃんとミート出来る、そうすれば多分(監督、コーチも)大目に見てくれるよ。兎に角大きく構えてしっかりトップを作ることが大事。
息子:大きくって、これどれぐらい?
父:これは、体型もあるし自分でしっくりこないことにどうしようもない。「人から言われてこれぐらい」ということでもないが、あえて言うなら、こんな感じかな・・・。
多くのプロ選手の構えは実は形こそ違えこんな表現が出来ると思います。
肘が肩の高さで(90度)、尚且つグリップも左肩より上(左打者)。さらに窮屈でなければ、グリップを横から見て体の中に入れないこと(下記二岡選手の写真参照)
「とにかくこの3つだけは頭に入れて大きく構えろ、それから大振りにならないようにこれから教えてやるから・・・」
かくして第一段階での大きな構えでの練習が始まったわけです。
だんだん私の好みに近づいてきたかも(^。^)
実は息子が「バットを寝せたほうがしっくりくる」と言っており、私の一番嫌いな構えであったんですが、暫く様子をみていたのです。
次回は後ろを短くの実戦を伝えていきます。 (つづく)
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