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ピッチャーの養成(43)

  • 2009/03/30(月) 22:43:10

ピッチャーの養成(43)
ーリラックスの必要性ー


前回では、タオルを使った「シャドーピッチング」の有効性を書きましたが、「ピッチングにおいて背中でボール握った手のループは決して力が要らない慣性力で回っている」とも表現しました。

ピッチャーを始動からトップ(耳の後ろにボールを持ってくるところ)からフォロースルーのボールを離すまでとすれば、少なくとも胸を張る時点までは、ひじから先はリラックスした状態であると考えています。
 言い換えれば、肘から先はトップから下半身主導で踏み込み、その後上半身の胸を張る状態まで
は力が入っていない。
 トップから腕を早く回そうと思った時点で、ピッチャーは失格かもしれません。

 このリラックスゾーンで、手の動きはどうなっているのでしょうか?
 これをもし真上から見ることができる又は連続写真を撮ったとすれば実は8の字を描いていると思われます。
 もちろんこれは本人が意識するわけではありませんが、肘をリラックスしていればそれが一番加速を生み、ここでのテーマである「投げるまでに腕の振りの距離を稼ぐ(助走が長く)方法」だからです。

 一度検証してみましょう。
 (あくまで真上から見て、8の字が二つで構成されていると考え、下の○が丸く、上はひょろ長い○である8をイメージして下さい)
 その状態を示すために、前々回使った写真を用います。 
投手 連続写真
写真5:トップのはじまりです。ボールは8の字の2つの○をつなぐ線からスタートします。
写真6:ここから下の○の左側へ移動しながら真下へ移動ていきます。
写真7:この時点で8の字の真下へ戻ってきます。 (ここからパワーゾーンへ入っていきます)
写真8・9:ここから8の字の上の○に進んでいきますが、あくまでもここからは肘がゼロポジションに向かって伸びるのと、腕の外への回転(親指が下になるようなひねり)によるもので、ひょろ長い楕円になっています。
写真10:しっかりのばされた8の時の頭から右側から下へ戻って(腕が戻って)8の字が完成します。

 実はこれはテニスのフラットサーブでのと同じ動きです。テニスはラケットがあり打点がかなり高く叩きつける感じですので、ピッチャーのようにフォロスルーが前へ伸びないので、8の字の上下がつぶされたようですが・・(あくまでも上から見てです)。

もう一度、あなたが鞭(むち)を持って、少し先の物体に一番強い衝撃を与えようとした時に、自然とこの8の字のループを背中で行っているこでしょう。 ゆえに、ピッチャーがボールを持った手を鞭ののようにしならせるには、まさに前半はリラックスとして後半はパワーをつけるという、ループを利用したメリハリが必要であると考えます。

ピッチャーの養成(43):優れたピッチャーはトップから8の字を(無意識)描いて、リラックスゾーンからパワーゾーンへつなげている。

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