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ピッチャーの養成 その26

  • 2008/03/04(火) 22:24:08

ピッチャーの養成 その26
ーグラブの抱え込みは何の為にするの?-


前回の続きです。

前回までは、
1.肘はそんなに上げるものではない
2.肘は前に出すのではなく出すのは肩。
  大事なことは両肩のラインに肘を乗せることと、それより下腕を遅らせること


この2点について触れてみました。

今回はグラブ手を胸で抑えるのは何が目的なのでしょうか。
【写真は前回と同じです】
 この2つ写真で時間的な違いは、
 1番が前足が着地する寸前と、2番が体重移動が始まっている点です。 
 軸足と地面の角度でもそれがわかります。
1.しっかりためる(肘と肩のラインが平行となります)
田中 肘を上げる


2.踏み込みによて、ボールを持つ手が上がってきます。(エイミングの始まりと位置付けます)
井川 エイミング


同じ投手でないので申し訳ないですが・・・
ここではこの着地から体重移動の間に何が起こっているかに注目してみます。

時間的経緯は「足の着地」から「体重移動の前半」までです。
少し小さいですが、あの豪快な江夏の写真です。
・右側3段目の1枚目から3枚目
・左側2段目の3枚目から4枚目、3段目の1枚目
江夏

【クルーンの前腕の引き】
クルーン


以前私は
グラブの引き手によって上半身の回転を止め、ムチのように肘がしなるのではないかと考えていました。つまり、一方を止めた時にその反動で加速するような物理的な感じです。

それでも、いろんな写真を見てみると、グラブを引いた時でも上半身はまだまだ我慢をしている段階で回転はしていません。
まずはピッチングにおいては開きを我慢することがあっても回転を止めるようなことはありません。
リリースまではある時点まで一気に上半身を回転をさせます。(途中で肘を前へ出そうなどどいう考えは不要です)

回転をしていれば肘は前へ出て来るのです。



それは先回の話です。

投手はそのグラブをしっかり引くのが大事だと言われるように、強く引けばその反動で強く回っている箇所があるはずでは?

それはどこか?
それは肘から先の部分ではないでしょうか。
それを上の写真の1枚目と2枚目の肘ー手首が平行から、肘ー手首が直角まで立っているところで確認してください。
これが、引き手を強く引き、投げ手をリラックスして回転させるというよりは切り替えしです。

もう1つはグラブをしっかり引いてわき腹へ引く場合とそうでない場合を試してみると、クラブをだらりとさせた場合は、投げての肩が押さえがきかなくて早く前へ回ってしまいます。

では早く肩が回ってしまうと、何が悪いのか?
それはもう悪いのではなくピッチャーとしての要素を成し得ません。
1.肘から先を回す余裕が生まれません。
2.胸を張るというさらなるパワーを作りだすことが出来ません。
3.肩が早く回ってしまうので、我慢した状態から肩を入れ替えるという腕を加速することが出来ません。
4.腕をしっかり下へ振れないので、(腕を振るとワンバウンドになってしまうのでボールを離す位置が
センターよりになり俗にいうボールを置きにいくことになります。
5.肩が早く回ることにより、肩のラインを傾けて左股関節(右投手)を軸に回転させることが出来ません。
【下の松坂の上半身の傾きの写真参照】
松坂 肩のライン


グラブの抱え込みは何の為にために?
なんか結論がでたようなでないような話になってしまいましたが、その目的は1つや2つではないようにも思えてきました。

でもあえて結論を出せと言われれば、
ピッチャーの養成 その26:ーグラブの抱え込みは何の為にために?-
それは、肘から先の腕の加速へのスタートのきっかけ作り。腕をしならせる為の時間を稼ぐために間を持たせること、それによってからだの開きを押さえて肩が早く前へ出すぎのを防ぐこと。


かなり独断的ですが、ピッチングにおいては、するしないではなく、どこのタイミングでするか(どこまで我慢してからするか)、そして反対側の腕(ボールを持った手)をどうやって連動させて加速へもっていけるかがここではとても重要な要素となってくると思います。(つづく)
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