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ピッチャーの養成法 その17
- 2007/12/28(金) 16:52:49
ピッチャーの養成法 その18
ー肘を上げる練習ー
さて、練習法ですが、そんなにたいそうな話ではありませんがまずは体操です。
これについては以前工藤選手の本のさわりで紹介しましたが、何気ない動作ですが、元ヤクルトの川崎投手も同じような動作で、「割り」をしっかり作るためにピッチング体操をあげていますので、2つを紹介しておきます。
1.横を向いてまっすぐ手を上げる。このクセのない手の動きをまず覚えましょう。
と工藤選手は言っています。
2.ピッチング体操「割り」は両腕の親指が下を向くように。 (ヒットエンドラン07年6月号より) (雑誌もPR) http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=47615011

肘を上げる練習は単純ですが
3.指導者がボールを最下点に持っていて、肘から先だけを引き上げるのを繰り返す練習も効果的です。
また、どしてもボールを背中側へ引き過ぎる子は、壁に背中を向けて
4.ボールが壁に当たらないように、シャドーピッチングで肘だけを上げるのもよいかもしれません。
5.30センチぐらいの短いをにグリップを巻いて先端を下に向けた状態から、肘が肩が同じ高さまで引き上げ、手首が少し遅れてその高さまできて、肩、肘、手首が一直線になって終ります。 これを繰り返します。
なんかそれって(道具)雑誌の宣伝で見たような?!!
そう商品名は「なげる~ん」です。興味ある方はネットで探してみてください。
肘が肩が同じ高さまで上がって、手首が少し遅れてその高さまで上がり、肩、肘、手首が一直線までが今回の最重要ポイントです。
そこで、「なげるーん」のその画像だけ使わしてもらいます。
(左から3番目の形に注目して下さい)
※この写真は内野手のフォームに近いですが投げ方の練習ですからそこは割り引いて。ピッチャーはもう少し後ろでこのダイナミックさが必要です。それでも肩、肘、手首が一直線は基本的には同じです。

しなやかに投げるには、この形が出来ていることが非常に非常に大事です。
いままでの肘の上げ方も結局は、ここへいかにリラックスをした状態で(力まないで)もっていけるかの助走だといえるかもしれません。
(次回は優れたピッチャーはここではどういうフォームをしているか見てみます)
ピッチャーの養成法 その18:肘を上げる練習をしながら、リラックスした状態で肩、肘、手首が一直線になるように何度も繰り返しなさい
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